1月の市の瀨牧場 NEWS♫
皆様、お世話になっております。富士宮市の市の瀨牧場です。
1月の市の瀨牧場のご報告をさせていただきます。
市の瀨牧場では、ゲノム検査を行っております。
市の瀨牧場では、ホルスタインのゲノム検査を行なっております。
ゲノム検査とは・・・
牛の遺伝情報(SNP)を調べることで、その牛が有する将来の疾病発生リスク、また、その牛が将来発揮する生産性や経済性を予測することが出来ることです。
今までは、牛の生産性に関しては酪農家個人の主観で牛郡形成をしていたのですが、近年のテクノロジーの発達により、牛の生産性はゲノム検査と呼ばれる遺伝子の検査により、数値化され個体の特性を理解することが可能になりました。
一度ゲノム検査を行った牛は、数字の根拠を元にデーターに基づいた管理が可能になります。そのため、新しく酪農を始めたいという若手の農家も比較的新規参入し易い時代になりました。
酪農経営では牛の生産性、繁殖能力、生産寿命、体型、牛の健康が大きく関わってきます。ゲノム検査で牛の遺伝子を調べて見ると、その牛の潜在的な生産性がわかったり、遺伝子検査の統計の上位の子達の遺伝子を残すことで、自社の生産性も上がります。
市の瀨牧場で利用しているゲノム検査では、牛の個体に関しての70項目のデーターを取得することが可能です。大まかに分けると、乳生産性、繁殖、体型、遺伝性、乳質、分娩難易度、搾乳牛の健康形質、子牛の健康形質などがこのゲノム検査で分かるようになるんですよ。
ゲノム検査を活用することで、生まれてきた牛達も健康で元気に長く牧場での生活を送ることができます。牧場も生産性が上がり、人間と牛お互いにWINWINな関係で仕事が出来ますね。
市の瀨牧場では、1年前のゲノム解析に基づいた牛たちが産まれ始めています。これからの彼女たちの活躍に期待です♪
市の瀬牧場ニンニク成長中!
こちらは9月に植え始めた頃の写真ですが、これらのニンニクが成長中です。
収穫は5月から6月頃に予定しています。(写真は植え始めの頃の写真です。)
何かしらの形で皆様のお手元に届けることができるように準備してまいりますので、乞うご期待ください。
市の瀨牧場