5月・6月の市の瀨牧場 NEWS♫
皆さまご無沙汰しております。富士宮市の市の瀨牧場です。
本日お伝えする市の瀨牧場NEWSは、ゲノム検査についてお話ししようと思います。
ゲノム検査って何?
ゲノム検査。初めて耳にされる方も多いかと思いますが、ゲノム検査とは遺伝子検査のことで、その牛が遺伝子の中にどのような特性を持っているか調べる検査です。(血液採取か耳片採取で調べる方法があり、市の瀨牧場では、耳片を採取して調べています。)
ゲノム検査をすると、遺伝的能力がわかるので、将来の乳量や寿命、疾病リスクなどを予測することができます。
従来の牛の血統情報による信頼性は 30~39%であるのに対し、ゲノム解析による信頼性は 69~73%です。
この技術によって、牛が分娩するまで分からなかった生産形質や健康形質などが把握できるようになり、遺伝改良のスピードが飛躍的に向上するため、近年検査をする牧場も増えてきました。
このゲノム検査を行うことで、同量のエサに対してどれくらいの乳量を出してくれるのかという生産効率などもわかるので、よりエコで効率良い酪農家が増えていくことは、業界全体の底上げになるため、市の瀨牧場でも検査を行いました。牛、人間お互いにWINWINな環境で仕事に勤しめることは持続可能な未来につながる第一歩ですよね。
これまでは人間の感覚に基づいていた部分を、これからの未来では根拠を元にデーターに基づいた管理が可能になります。
そのため、数字で牛の生産性が分かるということは、若手の農家も新規参入しやすくなり、初めて酪農に挑戦する人でも、ハードルを下げることが可能です。
今からこれから生まれてくる、良い牛さんに会える日が楽しみです♫
酪農教育ファーム体験が始まりました。
5月20日に富士中学校の生徒たちが来訪し、今年も酪農教育ファームが始まりました。
5月は12件の体験ファームの受け入れを行い、大変賑わった市の瀨牧場でした。
コロナの影響で今年はどうなるのか、少し心配ではありましたが、今年度は例年通りの受け入れとなりそうです。
市の瀨牧場では、独自のコロナ感染対策を行っております。
市の瀨牧場では、手指消毒だけではなく次亜塩素酸水を噴霧した仮設テントを通っていただき、全身の消毒を行なっております。
酪農体験をご希望の団体さまは、ご安心してご来場いただければ幸いです。
ピザパーティー再開しました!
従業員さんが作ってくれた、市の瀨自慢の「ピザ窯」!
雨ざらしになってしまい、今までは壊れていましたが、修復が完了し、晴れてみんなでパーティーしました!
市の瀨牧場では、仕事終わりのコミュニケーションのために、BBQをよく行います。これからも笑顔が溢れる職場づくりに勤しんで参ります♫
念願の「市の瀨牧場にんにく」の初収穫!
市の瀨牧場では、堆肥が毎日のように発生します。
その堆肥を有効活用し、野菜づくりに活用できないかとの想いで、昨年6kgものにんにくを畑に植えました!
なぜにんにくなのか。野菜農家の人が提案してくれたのですが、にんにくは肥料食いの野菜(肥料をたくさん消費する野菜)だからです。また、寒暖差がある地域でないと良いニンニクは育ちません。朝霧にある市の瀨牧場にはぴったりな野菜ですよね。
そして、先日の6月上旬、スタッフのみんなでニンニクと玉ねぎを収穫しました。
大きなニンニクにみんな満足気♫今年はもっといっぱい植えるぞー!